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犬を見て思い浮かべたのは、写真家・森山大道の『三沢の犬』と呼ばれる作品だ。野良犬を捉えたモノクロのスナップショット写真で、この商品の犬のイメージとは幾分遠いのだが、それでも私の中に浮かんだのは『三沢の犬』だった。数年前、京都・大阪へ、愛知に住むパートナーと旅行した際に、森山大道のエッセイ本『犬の記憶』を持って出掛けた。私は東京から夜行バスで名古屋まで行き、名古屋でパートナーと合流して京都へ向かう、という流れだった。朝方、パートナーより先に名古屋に到着した私は、適当なカフェに入って『犬の記憶』を開いた。数ページしか読み進めなかったと思うが、そのときの記憶は妙に鮮明に残っている。その旅のことで覚えているのは、夜行バスの中で、気に入っていた古着のキャップを失くしたことだ。わざわざアメリカのオークションサイトで落札して手に入れた、クラウンの部分がベージュ、ツバの部分がグリーンのキャップ。あのキャップはその後どうなったのか、というようなことを考えることはもうない。

通常価格 ¥7,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥7,000 JPY
セール 売り切れ
税込み。

Size: H210 x W170 x D130 mm
Weight: 722g
Material: Ceramic
Made in somewhere

Text by: Ryuta Hiruta

*古物・中古品のため写真には映りづらい経年劣化や細やかな傷があることがあります。そのほか写真の色味と実物とが若干異なる場合があります。気になる点や不明な点がありましたら、Contact よりお問い合わせ下さい。